介護士と看護師がひとつになって仕事に取り組むために

尊敬し合って強いチームに!介護士&看護師

利用者・患者への思いをひとつに

介護の現場において生まれる介護士と看護師の対立は、結果として利用者に悪影響が及ぶ可能性があります。協力体制が整っていなければ、利用者に異常があった際にスムーズに対応することができず、重大な介護事故につながるかもしれません。あくまで、「利用者のために」介護をしている意識を持ちましょう。お互いの役割や専門性を理解し、尊重する姿勢を持って仕事に取り組んでください。そうすれば、質の高い介護を提供することができるはずです。

利用者・患者への思いをひとつに
大きな違いは「視点」

看護師が介護士のことを下に見たり、介護士が看護師の仕事ぶりに不満を持つことは少なくないようです。また、待遇の違いから上下関係があると誤解している人もいます。本来、介護士と看護師に上下関係は存在しません。介護士は幅広い役割を持つジェネラリストで、看護師は専門性の高い分野を担当するスペシャリストです。それぞれ役割が異なり、違った視点を持っています。視点の違いを理解しながら、役割分担をしていく必要があります。

チームで最善のケアを行うという姿勢が必要

介護士と看護師が対等な関係で協力し合うためには、お互いを尊重する姿勢を持つ必要があります。例えば、介護福祉士の資格を取得する際には、必ず看護師から医療行為について学ぶ場面があります。一方、看護師が医療行為を行うためには介護士の補助が必須です。お互いのフォローがなければ、質の高い介護を提供することはできません。何よりも、誰のために介護をしているのかを考えましょう。最も意識すべきなのは、「利用者のために」という考え方です。

どちらの役割も必須であることを忘れずに

介護施設で働く看護師は病院などで働いていた経験があるため、様々な症例を把握しています。その経験を活かして、介護の現場でも重要な役割を担います。看護師が医療行為に専念するためには、介護士の協力が不可欠です。利用者の状態を最も把握しているのは、利用者と接する機会の多い介護士です。利用者に異常があった際には、介護士から素早く報告してもらう必要があります。利用者を支えるためには、お互いの役割や専門性を理解し、連携を強化していかなければなりません。

チームワークの向上に必要なこと

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