まずは介護士と看護師の違いを知る

尊敬し合って強いチームに!介護士&看護師

介護士と看護師の違い

介護士と看護師の違いについて紹介していきます。大きく違うのが業務に取り組む上での「視点」です。介護士は、利用者の日常生活をサポートします。一方、看護師は利用者の健康を守ります。利用者と接する時間が長いのは介護士です。利用者の様子に異変があった際には、素早く看護師に報告し、必要な処置を行います。それぞれ役割が異なるため、本来であれば上下関係はありません。しかし、待遇の違いなどの理由から対立しやすい傾向にあるようです。

介護士と看護師の違い
大きな違いは「視点」

介護士と看護師の対立は、介護の現場における課題のひとつです。役割が異なるため上下関係は存在しないはずですが、資格の有無や業務範囲の違いによりお互いに不満を持ちやすい傾向にあります。介護士と看護師の大きな違いとして挙げられるのが「視点」の違いです。介護士は利用者の生活を支援することを目的としていますが、看護師は利用者の健康を守るという意識が強いです。どちらも重要な役割を担うため、双方がお互いの役割を理解して仕事に取り組む必要があります。

利用者の命に一番近いのは介護士

利用者が自分らしい生活を送ることができるように、様々な支援を行うのが介護士の仕事です。日常生活のサポートを行うため、利用者と接する時間が長いです。また、利用者のご家族と会話をする機会も多いでしょう。看護助手と比較されることも多いですが、看護助手はあくまで看護師をサポートする仕事であるため、利用者に直接触れる機会の多い介護士とは仕事内容が大きく異なります。利用者の様子を観察し、異常があった場合には迅速に報告します。

看護師は医療行為の専門家

看護師の主な役割は、利用者の健康管理です。医師の指示に従って、薬剤管理や服薬管理などを行います。介護施設における医療行為の専門家として重要な役割を担います。また、看護師の資格を取得する過程で介護に関する技術を学ぶため、介護業務を行うこともできます。医療行為という専門性の高い分野を担当するため、介護士と比べると給与が高い傾向にあります。医療行為を行う際は介護士の補助が必要なので、周囲の職員と連携しながら業務を進めていく姿勢が求められます。

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